
寒い季節になってくると、鍋が食べたくなりますね。
家族や友人と鍋を囲んで会話を楽しみながら過ごすことは最高に幸せな時間です。
そんな鍋の陰の主役として活躍しているのが「卓上コンロ」ですよね。
以前は、カセットコンロが主流でしたが、現在では卓上IHコンロを利用されている家庭が増えてきているように思います。
今日は、卓上IHコンロのおすすめの商品やみなさんが気になる電気代など解説していきます。
カセットコンロよりも卓上IHコンロの電気代のほうが光熱費は安い
カセットコンロから卓上IHコンロを利用する方が増えている理由の一つに、光熱費の安さが挙げられると思います。
それぞれの光熱費を1回の鍋で使用したと仮定して光熱費を比較してみます。
まず、カセットコンロですが、一般的に1本100円程度で販売されています。
まとめ買いで少し安く仕入れることもありますが、今回は100円と仮定します。
このカセットボンベは、だいたい1回の鍋で使い切るので(少し余ることもある)、1回の鍋での光熱費は100円です。
つぎに、卓上IHコンロをみていきましょう。
卓上型IHコンロは最大700~1400Wの製品が一般的に販売されていますので、1400Wの製品を利用したと仮定します。
そして、1時間あたりの電気代を26円/1kWh(2015年東京電力)として計算します。
- 強火で30分使用(26円×1.4kW/2=18.2円)
- 中火で30分利用(26円×0.7kW/2=9.1円)
- 弱火で30分利用(26円×0.37kW/2=4.81円)
以上のように合計1時間半利用(18.2円+9.1円+4.81円)したとして、計算すると光熱費は約32円になります。
正確な計算ではありませんが、カセットコンロでの使用にかかる光熱費と比べて安くなることがわかります。
卓上IHコンロの選ぶときのポイントとは?
卓上IHコンロをデザインや値段で買ってしまい失敗する方がいらっしゃるようです。
買った後で使えなかったということがないように選ぶべきポイントを紹介します。
高火力の商品から選ぼう。
卓上IHコンロの選ぶときは高火力のものから選びます。
具体的におすすめなのは1400Wの商品です。
最大700Wといった中火力の製品も販売してありますが、こういった商品を選んでしまうと調理時間が長くかかってしまうので不便に感じることが多いです。
私は、以前IHコンロのことがよくわからずに、700Wの安い商品を購入してしまいました。
結局火力が弱くて使いものにならなかったのですぐに使わなくなりました。
こういったことがないように、高火力(1400W)の商品から選びましょう。
ここで気をつけて頂きたいことがあります。
それは、ご家庭の最大電力(W)がどのくらいかということです。
IHクッキングを導入しているオール電化の家庭では、200Vの電源が使用されていて、40Aといった大きな電流で契約をすることも多く、十分に余力があります。
しかし、一般的な家庭では100Vが主流になっており、20Aで契約している世帯も多いです。
もし、20Aの契約であれば最大の電力が2000W程度しかありませんので、1400WのIHコンロを利用すると他の電化製品が同時に使用できなくなります。
もしエアコンやテレビなどと同時に使用すると、ブレーカーが落ちてしまいますので注意しましょう。
卓上IHコンロはパナソニック製がおすすめ。他社よりも静音性が高い。
パナソニックは、IHクッキングヒーター市場で圧倒的なトップシェアを誇るメーカーです。
卓上IHコンロにおいても人気の商品が揃っています。
そんなパナソニックと他社の製品を比べておすすめしたいポイントを紹介します。
他社に比べて静音性が高い
卓上IHコンロは音がうるさくて気になるという方がいらっしゃると思います。
あの「ジーー」という音は、コイルの発熱を逃すための冷却フアンの音なので諦めるしかないです。
ただ、そんな卓上IHコンロの製品の中でも、パナソニックの製品は音が静かだと評価が高く、多くの人に選ばれています。
おすすめは、静音設計がついたKZ-PG33もしくはKZ-PH33になります。
実際に音はほとんど気にならず、家族との会話やテレビを見ながらでも邪魔にはならないです。
充実した機能で調理をサポート
パナソニックの製品は、他社製品と比べて機能が豊富で調理のサポートをしてくれます。
KZ-PG33やKZ-PH33では、鍋のダシが簡単にとれる「鍋だし作りコース」があります。
これは、鍋が煮立ったら自動で火力を抑えて防ぐのでダシが取りやすいです。
鍋のダシがとれるまで付きっきりになる必要がないので、この時間を有効活用して他の調理時間にあてることができます。
また、煮物もコースで調理することができます。
「味しみこみ」コースなら煮崩れを抑えて味がよくしみ込んだ煮物をつくることができます。
さらに、ブレーカーが落ちにくい「1000Wセーブ」という機能があります。
IH製品と他の家電機器を同時に使用するとブレーカーが落ちることがよくありますよね。
調理中に1000W以下にパワーを抑えるので、食事中にブレーカーが落ちるリスクを減らすことができます。
別売りのオプションが豊富
パナソニックの卓上IHコンロには、別売りオプションでさまざまなプレートが用意されています。
天ぷら用鍋やたこ焼きプレート、平面プレート、焼き肉用プレート、蒸しケースなど豊富なバリエーションがあります。
この中でもたこ焼きプレートがすごく使えて便利です。
専用機がなくてもたこ焼きが焼けるし、使用後もそのまま洗えるので楽です。