
新しい炊飯器を購入しようと思うけど、正直どうやって選んでいいのかわかりませんよね。
せっかく新しい炊飯器を購入するなら、もっと美味しいご飯が炊ける商品を選びたいのですよね?
一方で、品質はある程度良ければいいので、とにかく安いものを選びたい方もいらっしゃると思います。
ご飯は毎日欠かさず食べるものだし、自分に合った商品をしっかり選びたいところです。
そこで、炊飯器を選ぶときのポイントや、おすすめのメーカーを紹介します。
最後に、3合炊き用の炊飯器をランキングで紹介します。
炊飯器を選ぶときに注目すべきポイントは?
炊飯器を選ぶときにどのようなポイントをみて選んでいますか?
とにかく安いから、お店の人が勧めてきたから、などといった理由で選ばれた方もいらっしゃると思います。
というのも昔の私がそうしてきたからです。
ですので、これから炊飯器を購入されるのであれば、以下のポイントを意識して選んでみてください。
炊飯方式から選ぶ
炊飯器には、大きく分けて2つの加熱方式があります。
それずれの特徴をまとめてみました。
もし自分が選ぶとしたらどちらにするのか?なんとなくイメージしておくだけで商品選びが楽になると思います。
- 電熱ヒーターで内釜の底を加熱する
- 価格が5000円からと安い
- 火力が弱く、炊く量が多いと炊きムラが出やすい
- 比較的少ない炊飯量(1~5合)が最適
- 保温には不向き
- 単純な構造なので壊れにくい
- 内釜自体を発熱させて加熱する
- 価格が1万円台からとマイコン式よりも高い
- さらに圧力IHやスチームIHと機能が追加された機種がある
- 火力の調整が自由にできるので、自分好みに炊くことができる
- 大容量の炊飯(1升)でも炊き上げがムラになりにくい
- マイコン式に比べ消費電力が大きい
- 保温性能が高い
後ほど、マイコン式、IH式のおすすめの商品をそれぞれランキングで紹介しますので楽しみにしていてくださいね。
炊飯器サイズ(適切な炊飯量)から選ぶ
炊飯器を購入するときに、適切なサイズを意識して購入したことはありますか?
炊飯器のサイズには、それぞれ最適な炊飯量というものがあります。
それは、最大炊飯量の7~8割程度と言われていて、美味しく炊ける最適な炊飯量になります。
- 3~3.5合炊き:最適な炊飯量は2~2.5合(一人暮らしや夫婦2人に最適)
- 5~5.5合炊き:最適な炊飯量は3.5~4合(一般的な家庭に最適)
- 1升炊き:最適な炊飯量は7~8合(大家族やまとめ炊きしたい方に最適)
例えば、5合炊きの炊飯器を購入して、毎日2合しか炊かない場合、美味しくないご飯になってしまいます。
ご飯を炊いた後、お釜の中で一番美味しい部分は中心部です。
逆にあまり美味しくないのは上面です。
一度にたくさん炊けば中心部分が多くなるので、より美味しいご飯になります。
この場合、5合炊きの炊飯器に2合しか炊いていないので、中心部分が少なくなりますよね?
なので、普段2合しか炊かないようなご家庭が5合炊き炊飯器を購入することはおすすめしません。
もし、新しく炊飯器を購入されるのであれば、一度の炊飯でどのくらいの量を炊くのか?考えてから選ぶようにしてくださいね。
価格から選ぶ
購入するときに一番気になるのが価格ではないでしょうか?
考え方としては、とにかく安くすませたいのであれば、5,000円台からあるマイコン式がおすすめです。
ただ、1万円からIH式炊飯器が手に入るので、ここで皆さんが悩むところだと思います。
さらに、IH式炊飯器の中でも機能が充実したモデルがあり、どうせ買い替えるならおいしいご飯が食べたいという方は3万円前後から商品があります。
価格は気にしないでとにかく高性能の炊飯器がほしいという方は、5万円前後にプレミアムモデルがありますので、そちらの炊飯器も検討されるとよいでしょう。
おすすめの炊飯器メーカーの特徴を紹介
炊飯器を発売している主な大手メーカーは、象印、パナソニック、タイガー、日立、東芝、三菱、シャープの7社です。
さらに、ジェネリック家電メーカーも含めればメーカーはたくさんあります。
さらに、メーカーの中でも複数の炊飯器が販売されているので、どう選んでいいのかわかりませんよね?
そこで、多くの人に愛用されている象印、パナソニック、タイガー魔法瓶の大手メーカー3社を紹介します。
象印
象印は、炊飯器のNo.1のシェアのメーカーです。
炊飯器といったら象印というイメージが強いですよね。
炊飯器の看板ブランドは、匠の技術『南部鉄器 極め羽釜』です。
- 内釜の羽から熱を伝えることで火力を高め、お米を心からふっくら仕上げる
- 羽釜の形状が広くて浅いので、熱効率がよく炊きムラが抑えられる
- 大火力でお米の甘み成分を引き出し、高圧力で甘み成分を内部までしみこませる
- 『極め保温』40時間までおいしさをキープしながら保温が可能
- 断熱フレームで、うるおいと熱が逃げにくい
- うるおい二重内蓋で、ご飯の水分を保ち、パサつきを抑える
- 炊いたご飯の乾燥を入力すると、炊き方を微調整し好みの食感に近づける
パナソニック
パナソニックは、炊飯器シェアのNo.2のメーカーです。
パナソニックのスチームIHと、三洋電機の圧力IHから生まれた『Wおどり炊き』が炊飯器の看板のブランドになります。
- パナソニック独自のスチームIH式に圧力IHを加えたWおどり炊き
- 加圧によって甘み、もちもち感を引き出し、減圧によって一粒ひと粒ムラなく加熱する
- 減圧をコントロールすることで甘みが向上した
- 220℃のIHスチームで溶け出た旨味をコーティング。表面のべたつきを抑え、ハリのあるご飯に炊き上げる
- スチーム保温(保温開始から6時間後と12時間後にスチームを自動投入)でご飯のパサつきを抑える
タイガー魔法瓶
タイガーは、象印とともに炊飯器2強メーカーとして位置していましたが、今ではパナソニックに抑えられて、炊飯器シェアNo.3になっています。
炊飯器の看板は、『土鍋釜』です。
- 本物の土から作られた『土鍋釜』
- 土鍋釜を使うことで、初めはゆっくり、やがて一気に加熱することでき、おいしいご飯の炊き方が可能になった
- 土素材の遠赤外線効果でお米を内部からふっくらと仕上げる
- 土鍋泡でお米の一粒ひと粒をしっかり加熱する
- 土鍋釜は蓄熱性が非常に強く、ツヤと粘りのあるご飯が炊き上がる
炊飯器【3合炊き用】の人気ランキング!
お待ちかねの3合炊き用の炊飯器人気ランキングを紹介します。
3合炊き用の炊飯器であれば、価格の安いマイコン式をおすすめしたいのですが、IH式を求める方もいらっしゃると思いますので、それぞれ分けて紹介しますね。
マイコン式炊飯器の人気上位機種3選
家電量販店やamazonや価格コムでの流通状況、口コミでの評価をもとに厳選しました。
とにかく1万円以内の値段が安いものを重視したいかたにおすすめの3機種です。
1位:NL-BS05(象印)
象印のマイコン炊飯器の中で最上級のモデルです。
マイコン式の弱点を補うために、上面ヒーターを搭載し、上下左右から加熱が可能になっています。
また、釜の厚さが5mmとマイコン炊飯器では厚めの仕様で、IH炊飯器のようなおいしいご飯を炊くことができます。
マイコン炊飯器の中では最も性能が高いので、1万円前後で探している方はこちらをおすすめします。
2位:RC-MA30(アイリスオーヤマ)
この炊飯器の特徴は、「米の銘柄炊き」です。
こしひかり、あきたこまち、つや姫、ゆめぴりか、ひとめぼれ、ヒノヒカリの6コースから選べます。
これは他社であれば上位機種にしか搭載されていない機能です。
1万円以下の炊飯機の中では最も機能性が高いのでおすすめです。
3位:JAI-R551(タイガー魔法瓶)
この機種は、タイガーの製品の中で最も安いモデルです。
格安のマイコン式を探されている方におすすめします。
炊飯のメニューは、白米、玄米、早炊き、おかゆ、無洗米、おこわ、煮込みといった複数から選ぶことができます。
他にも「エコ炊き」モードといって、結露の原因となる蒸気を抑える機能がついています。
IH式炊飯器の人気上位機種3選
マイコン式炊飯器と同様に、流通状況や口コミをもとに厳選しました。
IH式の低価格モデルから高価格帯のモデルの中でおすすめの3機種です。
1位:NP-GG05(象印)
IH式炊飯器の中でいちばん売れている機種になります。
1万円台で買えるというのが人気の理由の一つでもあります。
強力IHでご飯の旨味を引き出し、ふっくらとした炊き上がりになります。
炊飯器でできる手作りパンなど女性が喜ぶメニューも豊富です。
マイコン式を卒業しIH式炊飯器デビューにいかがでしょうか。
2位:SR-JX055(パナソニック)
4、5万円する高額商品の中でいちばん売れている商品です。
3合の小型炊飯器でも「おどり炊き」を取り入れることで美味しく炊き上げます。
ふつう、かため、やわらか、もちもちの4種類に炊き分けすることが可能ですので、自分の好みに合わせたご飯を楽しめます。
値段をそこまで気にしない人におすすめします。
3位:JKM-G550(タイガー魔法瓶)
タイガー炊飯器の看板である『土鍋釜』仕様のモデルになります。
土鍋釜については、「おすすめの炊飯器メーカーの特徴を紹介」を確認してみてくださいね。
炊飯の火加減を4段階に調整できる点が売りです。
小、弱、中、強の4段階切り替えで微妙な温度コントロールが可能になり、香ばしい「土鍋のおこげ」を味わえます。