
温かいご飯は毎日の食卓に欠かせませんよね。
その美味しいご飯を炊くためには炊飯器が欠かせないわけですが、どれを選べば良いのか迷ったりしませんか?
それもそのはず、毎年、数多くの炊飯器が発売されているので仕方がありません。
今回は、実際に多くの人に選ばれているおすすめの人気機種を7つ厳選しました。
それだけでなく、実際に炊飯器を選ぶときのポイントや、一人暮らし用の選び方も解説しますので、是非参考にしてみてくださいね。
炊飯器を購入する前に押さえておきたいポイント
はじめに、炊飯器を購入する前に知っておいて頂きたいことについてお話します。
一つは炊飯方式による特徴の違い、もう一つは適切な炊飯量の選び方についてです。
炊飯方式で機種を選定する
炊飯方式でご飯の仕上がりが大きく変わります。
ご自身の生活環境や好みに合わせて機種の選定をすることで、購入後の失敗がなくなります。
マイコン炊飯器
マイコン式炊飯器は、内釜の底を電熱ヒーターで加熱することで炊飯します。
多くのメーカーから発売されているタイプで、種類が多く、低価格(5,000円程度から)で購入できます。
火力が弱いので、炊飯量が多いと炊きムラが出やすくなりますが、3合程度の少ない炊飯量であれば、十分おいしく炊き上げることも可能です。
ただし、ご飯が乾燥しやすく保温には不向きです。
IH炊飯器
IH式炊飯器は、内釜全体が発熱することによって炊飯します。
最近では身近なものとして多くの人が使用しているタイプで、1万円台から購入できます。
マイコン式比較すると火力が強く、炊飯量が多くても炊きムラになりにくいです。
保温性能も高いので、一般的な家庭におすすめします。
圧力IH炊飯器
圧力IH式炊飯器は、基本的にはIH炊飯器と同じですが、さらに圧力をかけることで、100℃以上の高温で炊き上げます。
お米の芯までしっかり火が通るので、お米本来の美味しさを味わうことができます。
また、冷えたご飯でも美味しく食べることができるので、特に、お弁当を毎日作るご家庭におすすめしたい炊飯器です。
ガス炊飯器
ガス炊飯器は、直火を使用するので、1800℃の高火力で炊飯することができます。
IH炊飯器の約300℃と比較すると6倍の火力があり、かまど炊きのようなご飯に仕上げることが可能です。
この美味しさの秘密は、強火力で加熱し大きな対流を発生させることで、ご飯が攪拌され、炊きムラを少なくなるからです。
ガス炊飯を使用する人は、昔からの根強いファンが多く、多くの炊飯器の中から敢えて選択している方が多いようですね。
タイマー機能や保温機能が付いている機種もあるので、ガス炊飯器を購入されたことがない人でも、他の炊飯方式の機種とあわせて選択肢に入れておいても良いと思います。
食生活に合った炊飯量から機種を選定する
炊飯器を購入するときに重要なことは、食生活に合った炊飯量から機種を選定することです。
炊飯量は家族の人数で選ぶことが多いですが、人数で選ぶのではなく実際に炊飯する量で選ぶことをおすすめします。
なぜなら、一人ひとりの食事量が違うからです。
一食にご飯1合食べる人もいれば、0.5合しか食べない人もいまよね。
ですから、家族全員で毎日どのくらいご飯を食べているのか振り返ってみて、その量に合った機種を選定するようにしてください。
ご飯が美味しく炊ける最適な炊飯量は、最大炊飯量の7~8割程度です。
例えば、3~3.5合炊き用の炊飯器であれば2~2.5合、5~5.5合炊き用の炊飯器であれば3.5~4合が最適な炊飯量になります。
是非参考にしてみてくださいね。
5合炊き用の炊飯器でおすすめの人気機種7選
5合炊きの炊飯器の中で、多くの人に選ばれている人気機種を紹介していきます。
今から紹介する7機種の中から自分にピッタリの炊飯器を選んでみてくださいね。
タイガー魔法瓶 炊きたて JPC-A100
- 炊飯方式:圧力IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 255×211×302 mm
- 重量:5.4kg
お米の一粒一粒にツヤがあり、もちもちした炊き上がりで美味しいです。
5.5合炊きの機種のわりにコンパクトサイズで場所もとりません。
ボタンのサイズも大きめで見やすく、予約も簡単にできて使いやすいです。
パナソニック Wおどり炊き SR-SPX106
- 炊飯方式:圧力IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 266×233×338 mm
- 重量:6.9kg
銀シャリ10種類の炊き分けで好みの炊き分けが可能です。
「焼き効果」のある高温スチームが、お米の一粒一粒に伝わることで、ベタつきが少ない炊き上がりが特徴です。
赤飯コースでは、炊飯時間がわずか46分と短縮でき、蒸し器で作ったようなモチモチとした炊き上がりになります。
象印 極め炊き NP-VN10
- 炊飯方式:IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 255×205×375 mm
- 重量:4kg
高火力のIHで炊き続け、うまみを引き出し、芯までふっくらとしたご飯に炊き上がります。
保温は、釜内の温度を最適にコントロールすることで30時間美味しさを保つことが可能です。
「うるつや保温」と「高め保温」の2種類から好みに応じて選んでください。
温かいご飯を食べたい方には、「高め保温」がおすすめです。
パナソニック おどり炊き SR-PB106
- 炊飯方式:圧力IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 283×234×351mm
- 重量:4kg
IHは底や側面だけでなく蓋にも搭載されているので、全面からの大火力でお米を包み込みます。
ダイヤモンド竈は、発熱性と蓄熱性に優れているので、IHとの相性が良く、熱を逃がしません。
加圧と減圧を繰り返すことで、激しい対流を発生させ、内釜の底からお米をかき混ぜ、ムラなく芯まで加熱します。
モチモチふっくらとした仕上がりで、お米の甘みを引き出した炊き上げが可能です。
象印 極め炊き NP-YT10
- 炊飯方式:圧力IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 275×235×345mm
- 重量:6.5kg
象印独自の二重内蓋の形状で、沸騰しても大火力で炊き続け、一粒一粒をふっくらと仕上げます。
この大火力に高圧力を合わせて炊くことで、ご飯の甘み成分がアップし、適度なバランスの弾力と粘りのあるご飯が炊けます。
タイガー魔法瓶 炊きたて JPB-R100
- 炊飯方式:圧力IH炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 256×231×302mm
- 重量:5.4kg
炊き上げの際に圧力をあげて、モチモチとした食感を引き出し、炊き上げ後に減圧させることで、べたつきを抑えたご飯に仕上げます。
白米の炊き上げは、「エコ炊きメニュー」「白米メニュー」「極うまメニュー」の三種類から選択することが可能です。
その中でも、極うまメニューは、時間こそ白米メニューの2倍かかりますが、美味しいご飯に必要な甘み、弾力、香り、粘り、やわらかさなど、全てを引き出します。
アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-MA50
- 炊飯方式:マイコン炊飯器
- サイズ(幅×高さ×奥行): 260×216×312mm
- 重量:3.5kg
主要な31銘柄に合わせて炊き分けができるのが特徴です。
それぞれのお米を最適な火力と時間で炊き上げることで、特徴を引き出します。
また、無洗米、白米、炊き込み、おかゆ、玄米の5つの炊飯メニューから選択が可能なところも嬉しい機能です。
マイコン式の炊飯器ですが、底だけでなく蓋にも加熱ヒーターが付いているので、炊きむらが少なくおすすめです。
一人暮らし用の炊飯器の選び方を解説
一人暮らしの用の炊飯器を選ぶときも基本的には同じです。
以下に、選ぶときのポイントを2つ解説していますので購入の参考にしてみてくださいね。
炊飯器の容量は3合炊き用がおすすめ
一人暮らし向けにおすすめしたい炊飯器の容量は、3合炊き用です。
理由は、単純に美味しいご飯に仕上げられるちょうど良いのサイズだからです。
一度に大量にご飯を炊いて冷凍保存するという方は、あえて5合炊きを選ばれても良いかと思います。
ただし、気をつけておいて頂きたいのは、先ほどもお話したとおりで、炊飯するときに必ず最適量を守るということです。
最適量よりも少ない量を炊こうとすると、味が落ちてしまいますので必ず守るようにしてくださいね。
炊飯方式は好みと使用環境に合わせて選ぶ
一人暮らしには、マイコン式とIH式のどちらかを選ぶことが多いです。
どちらかというとマイコン式の方が選ばれる傾向にあります。
しかし、どちらにするかは、自分の好みと使用環境で決めるのが良いかと思います。
大まかには、保温機能を使用する機会が多いのであればIH式をおすすめします。
とりあえず、ご飯が炊ければというのであれば、低価格の機種が多いマイコン式が良いと思います。
食生活を振り返ってみて、先ほどお伝えした特ことを参考に選んでみてください。