
男の日常に欠かせない髭剃りですが、肌へのダメージが気になるところです。
特に肌が弱い男性には、毎日の髭剃りが苦痛となってしまいます。
ヒリヒリするから適当に終わらせようと思っても、周りの目が気になりますよね。
現代では、男性の美意識が高くなってきていて、特に髭の処理に対する意識が強い傾向にあります。
そこで、肌が弱い男性でも髭をきれいに整えることができる肌に優しいシェーバーを紹介します。
髭剃りで肌に優しいのは、シェーバーとT字カミソリのどちらか?
髭剃りは、シェーバーかT字カミソリのどちらかを利用している人がほとんどです。
髭の濃さや肌の強さ、髭剃りに使える時間やコストなどは一人ひとり違うので、どちらがよいということはないです。
しかし、肌に優しい面だけをみると、基本的にはシェーバーを選ぶほうがよいと言えます。
その理由は剃る仕組みの違いにあります。
シェーバーとT字カミソリの剃る仕組みの違い。
シェーバーは、外刃と内刃で構成され、外刃で肌を押すことでヒゲを出し、内刃でカットしています。
実際にカットする内刃が直接肌に触れないので、角質層へのダメージを抑え肌に優しい髭剃りできます。
一方でT字カミソリは、刃が肌に直接触れるので、髭が剃れるとのと同時に角質層を傷つける可能性が高いです。
ですので、T字カミソリで髭を剃る場合には、シェービングフォームやジェルで肌表面と刃の摩擦を軽減することが重要です。
刃の枚数が多いT字カミソリは肌への負担を軽減できる。
T字カミソリでも5枚刃や6枚刃など刃の枚数が多い商品が販売されています。
刃の枚数が多くなる事で深剃りができなくなりますが、1回のストロークで多くの髭を剃ることができるので、肌への負担を軽減することができます。
それでも、肌に直接刃が当たることには変わりないので、肌が敏感で弱いかたはシェーバーを選ぶほうがよいでしょう。
肌に優しいメーカーはどこ?3大メーカーの特徴を比較。
シェーバーは肌に優しいことはお伝えしましたが、実際にどのメーカーと機種を選んでいいのかわかりませんよね。
日本のシェーバー市場は、ブラウン、パナソニック、フィリップスの3大メーカーで9割を占めていると言われています。
ブラウンとパナソニック、フィリップスの特徴を比較
- パワフルな剃り心地
- クセがある髭や濃い髭の人におすすめ
- 深剃りが得意
- 往復式シェーバー
<パナソニック(ラムダッシュ)>
- 日本のシェーバー市場シェアNo.1
- 日本人の肌や髭の特徴をよく考えて開発されている
- 肌に優しく深剃りも可能なバランス型
- 機種が豊富で、さまざまなニーズに対応
- 往復式シェーバー
<フィリップス>
- 世界のシェーバー市場シェアNo.1
- 回転式シェーバー
- 往復式シェーバーに比べ深剃りが苦手
- 肌への負担が小さいので、肌が弱い人におすすめ
- 往復式に比べ髭を剃るのに時間がかかる
肌に優しい部分だけをみれば、フィリップスの回転式が一番おすすめです。
その代わり、時間をかけて少しずつ剃っていくので、時間がかかってしまいます。
次がパナソニックのラムダッシュです。
日本のメーカーで日本人向けに設計されているので、肌への負担も比較的優しいです。
私は、パナソニックの5枚刃ラムダッシュで髭を剃っていますが、肌へのダメージは少なく満足しています。
また、髭は濃いほうですが、深剃りも可能なので仕上がりも綺麗です。
バランスを求める方におすすめです。
ブラウンは肌の優しさという点では最下位です。
しかし、4枚刃やウエットタイプなどの最上位機種を選べば肌への負担も軽減できます。
- とくかく肌への優しさを求めるならフィリップス
- 肌への優しさと深剃りのバランスを求めるならパナソニック
肌に優しい機種の選び方を紹介。
先ほど、メーカーの特徴を紹介しました。
メーカーを選ぶときの一般的な考え方としては間違いないのですが、実際には3社とも製品によって特徴が変わります。
ですので、肌に優しい機種を選ぶときにどういった点を見るべきか教えますね。
回転式を選ぶか、往復式なら刃の枚数が多い機種を選ぶ。
先述しましたが、髭剃りでは、肌の角質層まで削って痛めてしまうことが問題になります。
皮膚の正常なバリア機能が崩れてしまうと、外部から細菌が進入しニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
ですので、できるだけ肌に負担がかからない回転式を選ぶか、往復式であれば刃の枚数が多い機種がおすすめです。(4枚か5枚刃が良い。)
ウエット(お風呂)剃りに対応しているかどうかを確認する。
ウエット剃りは、肌への負担を軽減するのでおすすめです。
固く乾燥した髭をドライ剃りしてしまうと肌にダメージを与えてしまいます。
ですから髭を剃りやすい状態にするためには、髭を柔らかくする必要があります。
髭は、人肌程度のぬるま湯で暖めると柔らかくなるので、髭剃りはお風呂のタイミングがおすすめです。
また、ウエット剃りではジェルや泡を使うので、肌とシェーバーの摩擦を軽減でき、肌にとても優しいです。
水洗いや洗浄消毒が可能な機種か確認する。
意外と軽視されがちなのですが、水洗いや洗浄消毒が可能な機種どうかはすごく重要です。
外刃や内刃といったシェーバー本体が不潔になっていると、細菌が繁殖する原因になります。
皮膚には、無数の皮膚常在菌というものが存在しています。
その細菌や、環境中にいる細菌が、シェーバーについた皮膚の汚れや角質を栄養にして増殖してしまいます。
その不潔なシェーバーで、髭を剃ってしまうと肌荒れを起こすリスクが高くなります。
どんなに性能が良い機種を使用しても、シェーバーの衛生管理ができていなければ意味がありません。
ですので、専用の洗剤などで丸洗いできる機種を選びましょう。
できれば、手入れが簡単な丸洗いできる機種がおすすめです。
肌に優しいシェーバーランキング。3大メーカーのおすすめを紹介。
3大メーカーからおすすめの機種を1つずつ厳選してランキングにしました。
- 回転式もしくは4枚刃以上の往復式
- ウエット剃りが可能
- 丸ごと洗える
- 手入れが簡単
1位 フィリップス 7000シリーズ(7000シリーズ S7520/26)
選んだ理由は、まず肌に優しい回転式であるということです。
そして、その中でも7000シリーズは、フィリップス史上、最も肌にやさしいシェーバーです。
最上位機種の9000シリーズは「肌に優しく深剃りもできる」ということで選定に迷いました。
しかし、深剃りができるということは、少なからず肌へのダメージがあるので、肌への優しさ追求した7000シリーズにしました。
7000シリーズには、2015年式のS7310/26とS7310/12、2016年式のS7520/26とS7520/12の4機種がありますが、機種本体の性能は変わりありません。
違いは自動洗浄機が付いているかどうかです。
今回選んだポイントに手入れが簡単という項目がありますので、2016年式の自動洗浄機付きモデルのS7520/26にしました。
2位 パナソニックES-CSV6N-W
選んだ理由は、パナソニックシェーバーの最高機種の5枚刃ラムダッシュであること。
そして、その中でもウエット剃りに対応している唯一の機種ということです。
私もこの機種を愛用していますが、夜は風呂でウエット剃り、朝はドライ剃りとフル稼働で使っています。
日本人にピッタリなバランスのとれたおすすめの機種です。
3位 ブラウン 9095cc
選んだ理由は、ブラウン最高機種で4枚刃、ウエット剃り対応モデルだからです。
自動洗浄機付きでシェーバーの衛生管理も簡単にできます。
クセ髭が強い、剛毛で濃い髭、だけど肌が弱いかたにおすすめです。
私は、この機種デザインに惚れてラムダッシュのES-CSV6N-Wとどちらにするか迷いましたが、自動洗浄機が必要ないので止めました。
自動洗浄機は維持コストが高くなりますが、お手入れが面倒な方におすすめします。
機種選定の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうとざいました。