
MacBook Airのようなクールでスタイリッシュなパソコンが欲しい…
だけど、ずっと使い続けているWindowsがやっぱり好きだなぁ…
そんなこだわりがある「あなた」に嬉しい朗報です。
ついにMacBook Airを超えた「Surface Laptop」がMicrosoft社から発表されました。
今回はSurface Laptopの魅力に迫ります。
また、日本発売の時期と価格やスペックなど気になる情報もまとめました。
Surface Laptopは新OS「Windows 10s」が搭載された魅力的なデバイス
まず、「Windows 10」はわかるけど「Windows 10S」って何?
このように思った方が多いのではないでしょうか。
私が初めてWindows 10Sのことを知ったとき、iPhoneの数字の後に付く「s」と同じようなイメージでした。
性能が向上したり、不具合が改善されたり、機能が追加されたり… 前機種の反省をもとに改良しただろうと。
では、実際のところはどうなのでしょうか。
Windows 10Sの特徴について確認していきましょう。
Windows 10Sに込められた想い
まず、Windows 10S の注目すべき点は2つです。
- 教育機関や学生向け
- Windowsストアで購入できるアプリに限定
これを聞いたときに、「S」は「School」もしくは「Student」の頭文字を取ったものかな~、と真っ先に想像しました。
しかし、Windows責任者によると「Simple(シンプル)」「Security(セキュリティ)」「Soul(魂)」この3つを意味しているとのこと。
私自身、このキーワードにWindowsのどのような想いが込められているのかを考えてみました。
現在、アメリカの教育市場で利用されているパソコンは、GoogleのOS「Chromebook」が圧倒的なシェアを占め、Windos OSは完全に抑えられている状況です。
おそらく、この状況を打開するために「Chromebookに対抗できるOSを開発し、教育市場のシェアを奪取する」というWindowsの強い想い・魂(Soul)が Windows 10S に込められているのだと思います。
では、教育現場で利用してもらうためには、どのような視点で新しいOSを開発すればよいのか?
そこで、Windowsは、学校教育でも安心して利用できるセキュリティ(Security)に着目しました。
あえて自由度が高いアプリの利用制限を設け、Windowsストアのみで購入できるアプリのみの利用に限定(Simple)することで、安全性の高さをアピールすることにしたのでしょう。
Windows 10S はビジネス向けに利用できないのか?
Windows 10Sの狙いは教育関係や学生をターゲットにしており、そもそも一般ユーザーの顧客層を狙っていないことがわかると思います。
あなたが、もし一般ユーザーやビジネスマンであれば実際に「ここまで制限があるOSは使いにくいな… 」と思ったかもしれませんね。
実際に、私も初めはそう思いました。
もし、そののように思った方は、実際に自身のパソコンの利用状況を振り返ってみてください。
意外にとWord や Exel といった Windows office、インターネットくらいしか利用していない人も多いはずです。
このような使用環境であれば、Windows 10Sでも問題ありません。
Windows 10 Proにアップグレードが可能
Surface Laptopが欲しいでけど、Windows10sは抵抗があるなぁ…という人に朗報です。
なんと、Surface LaptopのOSをWindows10 Proにアップグレードすることができます。
アメリカの教育機関や学生であれば期間限定で無料でアップグレードが可能で、一般ユーザーでも49ドルを支払うことでアップグレードすることができます。
windows10 proは、別途購入すると27000円するのでかなりお買い得です。
また、教育機関や学生であればOffice 365 Personalも1年間使用権も付属することがわかっています。
これから、日本でも適用されるかもしれませんので、一般ユーザーの方は注目しておいてください。
Surface Laptopの日本発売日はいつ?
米国も含め20ヶ国で、6月15日に同時発売の予定ですが、残念ながら日本での発売日はまだわかっていません。
もしかすると、日本では無線やWi-Fiの電波周波数が違うようなので、その対応や動作テストの関係もあるかもしれませんね。
ただし、5月26日に、日本マイクロソフトが「Microsoft Japan Surface Event」という発表会を開催する予定です。
Surface laptopの日本展開についての発表されるので注目しておきましょう。
最新のハイモデル機種でもあるSurface bookも2017年4月に発売されたばかりですし、過去の例からみても半年後の今年の12月あたりに発売されると予想しています。
5月26日の発表まで待ち遠しいですね。
Surface LaptopとMacBook Air / MackBook Proのスペックや価格を徹底比較
やはりガジェット好きが注目するのは「スペック」でしょう。
Surface laptopは、なんとMackBook Airのスペックを越え、MackBook Proにも匹敵するような勢いです。
MackBook AirやMackBook Proとスペックを比較しながらSurface laptopの魅力に迫ります。
Surface Laptopのスぺック
Surface Laptopのスぺックがわかりやすいように、MacBook Air、MackBook Proと比較しました。
以下に3機種のスペックです。
- 本体サイズ:308.02 × 223.2 × 14.47 mm(最薄)
- 重量:1.25kg(最軽量)
- ディスプレイ:13.5インチ Pixe Isense ディスプレイ
- 解像度:2256×1504ピクセル
- プロセッサ:Intel Core i5 / Core i7
- ストレージ:SSD 128GB / 256GB / 512GB
- メモリ:4GB/8GB/16GB
- バッテリー:最大14.5時間(大容量バッテリー)
【MacBook Air】
- 本体サイズ:325 × 227 × 17 mm
- 重量:1.35 kg
- ディスプレイ:13インチ EDバックライトクリアワイドスクリーン
- 解像度:1440 × 900 ピクセル
- プロセッサ:Intel Core i5 / Core i7
- ストレージ:SSD 128GB / 256GB / 512GB
- メモリ:8GB
- バッテリー:最大12時間
【MacBook Pro】
- 本体サイズ:304.1 × 212.4 × 14.9 mm
- 重量:1.37kg
- ディスプレイ:13インチ Retina ディスプレイ
- 解像度:2,560×1,600ピクセル(高解像度)
- プロセッサ:Intel Core i5 / Core i7
- ストレージ:SSD 256GB / 512GB / 1TB
- メモリ:8GB/16GB
- バッテリー:最大10時間
Surface Laptopは、バッテリーが長持ちするので、長時間パソコンを使う機会の多い方は嬉しいですね。
バッテリーの容量が大きいパソコンは、サイズが大きかったり重かったりする傾向にあります。
しかし、Surface Laptopは、MacBookのお株を奪うように14.47mmと最も薄く、1.25kgと最軽量のスタイリッシュなボディです。
また、超高速のPCIe接続SSDを採用し、MacBook Airよりも50%高速化を実現しています。
- 本体サイズ:最小はMacBook Proで304.1 × 212.4㎜、最薄はSurFace LAptopで14.47㎜
- 重量:最軽量はSurFace LAptopで1.25kg
- 解像度:高解像度はMacBook Proで2,560×1,600ピクセル
- バッテリー:最大容量はSurFace LAptopで14.5時間
Surface Laptopの価格
上記は、Surface LaptopとMacBook Air / MacBook Proの価格を比較したものです。
※プロセッサ、メモリ、SSDストレージを同じ条件で比較
Surface Laptopの価格に関しては、米ドルで価格で発表されているので、1ドル110円として換算しています。
価格だけで3機種を比較すると、圧倒的ににMacBook Airが安いです。
また、Surface LaptopとMacBook Proは、ほとんど同じ価格に設定してあることからも、Appleを対抗していることがわかります。
Surface Laptopの販売価格を以下に示します。
※日本円の価格は1ドル110円で計算
- Core i5/4GB RAM/128GB SSD:999ドル(109890円)
- Core i5/8GB RAM/256GB SSD:1,299ドル(142890円)
- Core i7/8GB RAM/256GB SSD:1,599ドル(175890円)
- Core i7/8GB RAM/512GB SSD:2,199ドル(241890円)
Surface Laptopのデザイン
デザインはMacBookにも引けをとらない美しさです。
本体は運びや耐久性に優れたコンパクトなアルミシェルを採用し、色味はブルゴーニュ、プラチナ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4色から選べます。
ただし、プラチナ以外の色味はintel Core i5/8GB RAM/256GB SSDのスペックのみとなっています。
キーボードには、耐久性に優れているアルカンタラ素材を採用しており、まるでスウェードかのような見た目で非常に高級感漂うの印象です。
他にも、長時間使用の場合でも快適に使用できるパームレストや、タッチディスプレイにSurfaceペンも使用することができます。