
スマートフォンでテザリング出来るようになってから、使いこなせていますか?
言葉は聞いたことあるけれど、そもそもの意味がよく分からないといった方もいるかもしれません。
今回の記事ではテザリングを快適に使うためについてやオプションとして付けた場合の金額を解説。
そして手持ちのiPhoneのテザリング方法を紹介します。
いまさら聞けないテザリングとは一体何をするの?
テザリング方法を紹介する前にそもそもどういう意味なのか、何のメリットがあるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
テザリングとは
簡単にいってしまうと「スマートフォンをモバイルルーター代わりとして使う」ということです。
そもそも屋外でインターネット接続するには公衆無線LAN 、スマホテザリング、モバイルルーターのいずれかの方法で行わければいけません。
屋外でパソコンやタブレット、ゲーム機等でインターネット環境が必要になったときにスマートフォンを持っていればLTE電波を利用してWi-Fiルーターのように使用できるというわけです(設定や手続きをしないとインターネット接続はできません)。
メリット・デメリット
- 持っているスマートフォンを設定するだけで使用できる手軽さ
- モバイルルーターを忘れても接続出来る安心感
- 無料のWi-Fiスポットとは違って場所を選ばない
無料のWi-Fiスポットは店舗が多い繁華街に集中していますので、どうしても場所から外れてしまいますと接続できません。
またモバイルルーターは提供会社と月々の料金を支払って契約する必要があり、常に持ち歩いていないといけません。
しかしテザリングの場合はモバイルルーターを持っていなくても、Wi-Fiスポットがなくてもインターネット環境に接続することが可能です。
荷物が増えずにすっきりとするのがいいですね。
設定も非常に簡単でキャリアの携帯ショップに出向かなくてもスマートフォンの画面上で加入することができます。
- 電池の消耗が激しい
- パケット容量制限に引っかかってしまう
- メインとしては使えない
スマートフォンのテザリング機能を使用するとモバイル回線を利用しますので、通信料金が発生します。
もし大容量のデータを扱う場合は各携帯キャリアの定額プランを契約するようにしましょう。
特にYouTubeやNetflixなどの動画を長時間視聴する場合には容量使ってしまうので注意が必要です。
また意外に見落としがちなのは同期系のアプリ。
テザリングの容量を使って容量の大きい写真や動画をもれなく同期してしまうので気をつけたいところ。
あと通信制限とバッテリーの消耗が激しいこともメインとして利用しづらい理由です。
テザリング使用時には常に電波を発するので、消費電力が非常に大きくなります。
パソコンやタブレット、ゲーム機など複数のデバイスを同時接続している場合にはなおさらです。
パケット通信容量も単体で使っていても月7GB以上の使用で制限を受けてしまう人もいる中、テザリングも同じ高速通信で接続しますので、あっという間に上限に達してしまいます。
スマートフォンに比べパソコンからの動画視聴は通信量が多いため、スマートフォン感覚で使用するのは避けて下さいね。
あくまでサブとして捉えておきましょう。
iPhoneからWi-Fiテザリングをしてみよう
次にどうやって設定するのかiPhoneを例にテザリングするときの設定方法を紹介します。
なお記事ではiOS10.3.2のiPhoneの場合となっています。
Wi-Fi テザリングの設定(iPhone の場合)
- iPhoneホーム画面の設定アプリ、もしくはコントロールセンターのWi-FiをONに設定しましょう。
- できたら次に同じく設定アプリのインターネット共有という項目をタップします。
- タップすると一番上にインターネット共有のスライドバーがありますので右へスワイプして設定をオンにします。
- Wi-Fi のパスワードをタップし半角英数字8文字以上でパスワードを設定しましょう。
- 機器でテザリングを使用するときに設定したパスワード入力すると接続が完了します(上の画像はmacbook airから接続)
テザリングをするのに通常契約からプラスでいくらかかる?
オプションの価格
各々の携帯キャリアや契約しているプランによっても変わってきますが、ほとんどの場合無料もしくは月々500円程度で利用できます。
筆者もモバイルルーターは持っているのですが、やっぱりどうしても慌てているときは忘れてしまうのです。
あとすぐにパソコンですぐにインターネット環境に接続したいけれど、モバイルルーターの充電が切れているときにも役立ってくれています。
メインで使うことはありませんが、月々500円程度で使える選択肢として1つ存在するのは非常に安心ですね。
特に外出先でパソコンを使って仕事する人にはオススメします。
もしデザリングを利用する場合、NTTドコモは「spモード」、au とソフトバンクは「テザリングオプション」に加入しなければいけません。
ドコモに関しては大容量データプランの無料を今年(2017年)の7月31日に発表しました(定額プランの範囲内で利用可能)。
auも2018年3月末までは無料キャンペーンを行っていますが、追従して期間限定を延長もしくは無料にしてくるかは検討中とのこと。
使いすぎには注意
上記でも少し触れていますが、データ通信量が増えてしまうことによって通信料が高額になってしまうケースも見受けられます。
通信制限を受けて128kbpsになってしまうと、ご存知の通り使い物になりませんし、追加料金が発生します。
設定を常時オンにしたままにして気がつくと容量食ってしまったっていうことことにならないよう気をつけてください。