
もうすぐ待ちに待ったWWDC 2017が開催されますね。
今年でなんと28回目!
去年は大幅な変更がありませんでしたので、今年は例年以上に注目度が高く、大いに期待されています。
今回は、Appleの新製品が発表されるのか?最新情報を交えながら予測していきます。
WWDCの概要についてわかりやすく解説
はじめに、WWDCが何か?わからない方のために、概要をわかりやすく解説していきます。
WWDC (Worldwide Developers Conference)とは、Appleが主催する「開発者」「技術者」を主な対象としたイベントで、毎年サンフランシスコで開催されます。
イベントを開催する目的は、最新技術の説明を行うためです。
主にMac OS や iOS に関する情報が公開されることが多いですが、新製品についての情報も発表されることもあります。
WWDCは、「経済指標でいうと雇用統計のようなもの」で、Appleの今後の方向性を占う重要なイベントです。
かつては、撮影禁止で完全非公開だったことから、一般の人は関心すらありませんでしたが、2014年からは一般公開されるようになり大きく注目されるようになっています。
気になる今年の開催日は、2017年6月5~9日です。
最新情報ではiPad Pro2やMacbook Proなど新商品発表の可能性大!
今回、商品に関して発表が期待されているは以下の6製品です。
- MacBook
- MacBook Air
- MacBook Pro
- iPad Pro2
- iPhone8
- Siriスピーカー
Apple商品の予測が当たることが多いMing-chi Kuo氏(KGI Securitiesのアナリスト)の投資家向けの予測では「iPad Pro2 10.5インチが発表される」可能性を挙げています。
実際にそれぞれのデバイスについての予測を見ていきましょう。
「MacBook」「MacBook Air」に新モデルを投入か?
昨年、MacBook Pro 2016でTouch BarやTouch ID等、デザインも含め大幅に変更された事から、今年は大きなバージョンアップはないだろうとの見方が多いです。
しかし、Microsoft社のSurfaceシリーズが好調なことから油断もスキもない状況だといえます。
最新のSurface Laptopは、MacBookシリーズの価格や本体サイズ、スペック全て意識しているのが伝わりますしね。
Bloombergの最新情報では、「MacBook Pro」「MacBook 12インチ」「MacBook Air 13インチ」の3モデルがアップデートされるとのことです。
MacBook Proに関しては、去年(2016年)発売されてから半年ほどしか経過していないので、おそらくデザインはそのままの可能性が高いです。
変更されるのは、現行のSkylakeプロセッサが、Intel最新の高速Kaby Lakeプロセッサへアップデートされる程度でしょう。
MacBook 12インチ、MacBook Air 13インチに関しては、プロセッサをアップグレードする可能性が高い上、1年以上デザインに変更がないので、ココがどのように変更があるのか注目です。
iPad Pro2 10.5インチを発表する可能性は?
現在、iPadシリーズは、以下の4モデルがラインナップされています。
- iPad Pro 【12.9インチ】
- iPad Pro 【9.7インチ】
- 新型iPad【9.7インチ】
- iPad mini【7.9インチ】
今年、発売したばかりの新型iPad 9.7インチは、低迷するiPadシリーズの売り上げを復活させるべく、新規顧客向けのエントリーモデルとして需要を狙っています。
歴代iPadの中でも圧倒的に価格が安いことから、一般ユーザーが注目しています。
私の周囲でも、iPadに関心がなかった人たちが複数人 購入しており、アップルの狙いどおりに新規顧客のハートを掴んでいるかもしれません。
次回の決算でiPadシリーズの売上げがどうなるのか?楽しみです。
iPadシリーズの今後の展開を予想すると、iPad mini 4が廃止方向へ進んでいるため、エントリー向けのiPadと、コアユーザー向けのiPad Proという2本柱でいくことになるでしょう。
今年は、現行のiPad Proの後継機種「iPad Pro 2 10.5インチ」「iPad Pro2 12.9インチ」が発売されます。
iPad Pro 2 10.5インチに関しては、既にさまざまな情報が出ています。
本体サイズに関しては、現行の9.7インチモデルと同じで、画面のベゼルを狭くすることで10.5インチの画面サイズを実現させることが可能になりました。
スマートフォンもそうですが、最近本体をなるべく大きくせずに、額縁を小さくする潮流なのでしょう。
また、プロセッサはA10Xが搭載される予定です。
気になる発売日など具体的な情報は、WWDC2017での発表が濃厚だと思います。
WWDC2017でiPhone8や「Siriスピーカー」など注目製品の発表は?
WWDC 2017では、MackBookやiPad Pro以外にも、「iPhone8」と「Siriスピーカー」の発表に注目が集まっています。
今年は、例年以上に目が離せなくなる展開になりそうです。
iPhoneに関しては10周年記念ということもあり、最新情報にかなり期待している人も多いでしょう。
iPhone 8の発表の可能性は?
本来であれば、iPhone7からマイナーチェンジの年ではありますが、なんといっても今年初期iPhoneが誕生してから丁度10周年!
また、Appleが香港でiPhone8の数字をデザインした8を商標登録した事から一気に現実味が帯びてきました。
iPhone4以前のように全面のガラスディスプレイを施し、ホームボタンがなくなるのでは?との噂も。
また、新機能として無線充電、顔認識、虹彩スキャン、有機ELディスプレイを搭載することがわかっています。
WWDC 2017でiPhone8の詳細についてなんらかの発表される可能性が高いですが、iPhone7sがその前に発表される噂もあり、どうなるのか注目したいところです。
一時、iPhone7sとiPhone8が併売される噂もあったので、そろそろ詳細がハッキリするところでしょう。
アップル「Siriスピーカー」を発表しAmazon Echo showに対抗か?
アップルのAIスピーカーは、以前から開発が始まっていることが噂になっていました。
そして、今回「Siriスピーカー」をWWDCで発表するのか?世界中から注目が集まっています。
Ming-Chi Kuo氏(KGI Securitiesのアナリスト)によると、Siriスピーカーには「サブウーファー」や「7つのツイーター」を搭載しているとのこと。
純粋にオーディオのような使用も可能だということが現時点でわかっています。
価格は、Amazon Echo showよりも高めに設定しているので、そのスペックを上回るかがポイントとなりそうです。